闇金の騙しの手段

一般的に、銀行や消費者金融は、法令に遵守して貸金業を営んでいるため、貸付の際には一定レベルの審査を行ない、必要に応じて保証人や担保を要求することがあります。つまり、お金を借りることは簡単にできる話ではありません。
しかし、お金が必要になり、保証人や審査の不要な金融業者から借り入れることは、非常に危険な行為です。その代表的な例が闇金業者です。
闇金業者を象徴する特徴は、店舗を構えずに電話だけで営業している点、融資金額が少額に留まる点、利息が異常に高い点、取り立て方法が尋常でない点があります。つまり、違法な貸金業者と言えます。
このような貸金業者に頼らざるを得ない人には、他で借りられない事情や理由があるため、業者側も弱みを巧みに利用します。
闇金の騙しの手段の1つは、借主に実績を積ませて借りやすくする方法です。
まず、少額を貸し付けます。例えば、初回は3万円を上限に貸し付けて、10日で5%の利息を請求します。この時点で、法律が定める上限利率を超えているので既に違法ですが、闇金にしては安い印象を与えて、借りる側はやむをえず、借りてしまいます。しかし、2回目以降は借入金額の上限枠を広げて、徐々に、借り入れ易くしていく代わりに、利率を10%にするなどの条件変更を行ないます。
これらは書面による契約書などなく、基本的に電話での口頭による信用貸しとなります。
そして、返済が滞れば、一方的に条件変更を行ない、延滞利息と称して利率を20%に上げたりします。その後の取り立ては、電話による催促や自宅や職場、あるいは、家族や知人にまで広がり、借主を追い込む手口です。

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